20代独身 食への意識 栄養よりダイエット 農林中金調査

 20代独身の食への関心が、栄養よりダイエットに移ってきたことが、農林中央金庫が実施した食の意識調査で分かった。食の関心事項を聞くアンケートによると、前回調査(2014年)で1位だった「栄養」は今回3位となり、代わりに「カロリー・ダイエット」が首位に。食についての関心そのものも全般的に下がる傾向がうかがえ、引き続き若い世代への食の情報発信が重要とした。
 

「体に良い」も関心度低く


 「現代の独身20代の食生活・食の安全への意識」という調査で、対象は、首都圏の20代の独身の男女400人。調査票を配り、3月17日から29日にかけて回答を得た。

 食について関心のあることを複数回答で聞く項目では「カロリー・ダイエット」が1位(42%)と、前回の2位から上昇。特に女性での関心が高く、60%が「カロリー・ダイエット」と回答した。続く2位は「体に良い食べ物」、3位は「栄養」だった。

 この項目では、食についての関心自体が下がった可能性もうかがえた。前回調査と比べ、それぞれの回答そのものが下がっていたためだ。前回調査の上位1~3位の回答は43~50%だったが、今回の調査では36~42%にとどまっている。

 この他、朝食を毎日食べる割合が、前回とほぼ変わらない46%にとどまった。健康面の影響が指摘されることのある糖質制限ダイエットへの関心も高かった。

 農林中金は「近年は食品事故などが減り、食の関心が下がった可能性がある。朝食を毎日取らないなどの課題はまだあり、食の情報発信をしっかり続ける必要がある」(広報企画班)としている。
 

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