[新型コロナ] 4月食品支出 過去最大6・6%減 食肉は大幅伸長

 総務省が5日まとめた4月の家計調査によると、2人以上世帯の食品支出額の合計は、前年同月比6・6%減の7万3919円だった。比較可能な2001年1月以降、過去最大の落ち込みを記録。新型コロナウイルスに伴う政府の緊急事態宣言で、休業や時間短縮、外出自粛が直撃した外食の落ち込みが響いた。ただ、休校やテレワークによる巣ごもり需要で、食肉や米、野菜の支出が前月に続いて大きく伸び、内食(家庭消費)シフトが加速した。

 畜産物は、生鮮肉(牛・豚・鶏肉)が20・7%増と過去最大の伸びだった。ヨーグルトやチーズなどの乳製品も好調だった。米は前月に続き伸び、11・8%増。麺類は34・2%の大幅増で、パスタが70・5%増、即席麺が43・3%増など保存の効く品目で増えた。

 生鮮野菜は9・3%増でキャベツやハクサイ、ネギ、ジャガイモ、ニンジン、トマトが大きく伸びた。「外出自粛で家庭での食事が急増したことを反映した」(同省消費統計課)としている。

 調理食品は1・6%減で主食的調理食品は6・0%減と、自宅で調理する内食の増加を示した。

 一方、外食は65・7%減で過去最大の下落幅。うち飲酒代は90・3%減、食事代は63・3%減で緊急事態宣言による外出自粛と休業が響いた。

 全体の支出額は11・1%減の26万7922円で、下落幅は過去最大となった。外出自粛でパック旅行費は97・3%減、宿泊料が94・7%減だったことが、支出を押し下げた。
 

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