[新型コロナ 備えて前へ] 簡単でもしっかり光る若い発想

生徒が考案した西条農高のフェースガード。帽子に付けて飛沫を防止する(愛媛県西条市で)

 愛媛県立西条農業高校は、野菜の収穫などの実習の授業で、生徒が考案した独自のフェースガードを活用している。帽子に装着するのが特徴で、簡単に作れ、顔の大部分を覆うことができる。新型コロナウイルスの感染拡大防止が狙いだ。

 フェースガードは食農科学科の生徒が考案した。ホームセンターなどで販売しているA4判サイズのラミネートシートが材料。シートの長辺の上から5センチの部分に、長さ20センチほどの切れ込みを入れ、そこに帽子のつばを差し込んで装着する。

 同校は農業実習で育てたサラダ菜などを市場に出荷している。収穫や包装作業の時の飛沫(ひまつ)を防ごうと考えたのがきっかけ。今では必ず装着している。

 同科3年の藤田麻夢さん(17)は「着脱が簡単で使いやすい。つばの曲がりに合わせて切れ込みを入れると、しっかりと固定できる」と作り方のこつを説明する。

 同校教諭の別府和則さん(54)は「対策を機に食品の安全や衛生について学習を深めてほしい」と生徒を激励する。(富永健太郎)
 

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