政策集実行へ5カ年計画 目標定め意識向上 北海道・JA本別町青年部

地域の小学校で食育活動をする青年部員(北海道本別町で=JA本別町提供)

 北海道本別町のJA本別町青年部は、ポリシーブック(政策集)を行動に移すための5カ年計画を作成し、毎年、ゴールを定めて進み具合や課題を共有している。活動を「見える化」することで部員らの意欲も向上。農業振興のため、特産品の豆をPRする方法を考えるなど、活動が活発になった。
 

レシピ本や食育 特産豆PR充実


 5カ年計画は2016年度からスタート。ポリシーブックを作成するだけでなく「実行することが大事」との思いから生まれた。

 きっかけは、地元の大豆や小豆、黒大豆などをPRするイベント「ほんべつ豆まかナイト」を商工会が企画したこと。本来なら青年部がやるべきことと考え、5カ年計画で活動の強化を図ったと元青年部長の畑作農家、小林美雄さん(37)は振り返る。

 部員らは毎年、青年部の総会で1年間の活動内容を発表し、成果や課題などを報告する。5カ年計画の作成以降は、ゴールが定まっているため、課題や翌年の活動を明確化しやすくなった。部員同士で意見交換するなどし、次年度の活動に生かしている。ポリシーブックは①農村ホームステイ事業②町農業のPR③新規作物の試験栽培④食育活動──を柱に掲げる。勇足・美帯支部、本別・仙美里支部が、それぞれ担当を持ち実践している。

 町の農業のPRでは、豆のレシピ本を作り、各種イベントでの配布や、ふるさと納税の返礼品の中に同封することを考案した。また食育では、子どもたちが育てた作物にメッセージカードを付けて販売し、喜びを体感してもらう活動を展開して好評だ。

 今年度は5カ年計画が最終年度を迎える。「豆まかナイト」は商工会、JA青年部など地域を巻き込んだ町の一大イベントに成長した。

 小林さんは「5年後という一つのゴールがあることで青年部活動への意欲向上につながった。課題や実際に取り組むべきことがはっきり分かるため、新しいアイデアも浮かびやすい」と効果を実感している。
 

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