豪雨 熊本・芦北町でため池決壊 水田に土砂流入

 豪雨災害で熊本県は10日、芦北町にある農業用の「防災重点ため池」が決壊し、下流の水田などに土砂が流れ込んだことを明らかにした。下流には住宅約10戸があるが、人的な被害はなかった。同日までに県内の防災重点ため池5カ所で損傷などの被害が確認されている。

 県は早急な調査が必要だとして、市町村と協力して県南、天草地域の防災重点ため池248カ所で、点検・調査を行った。

 これまでに芦北町のため池が決壊していたことが分かった。ため池は約3200トンの貯水能力があり、大量の土砂が下流の水田などを襲った。同町での損壊は、7日に見つかった。ため池と住宅地の距離は500メートル。調査の段階では既に水は池から抜けていた。県によると、住宅の周辺まで池から水がいった模様だが、現在は被害は出ていない。

 この他、上天草市、芦北町、津奈木町の4カ所で堤が損傷するなどの被害が見つかった。県は応急措置が必要な2カ所について補強などの対応を取った。県農地整備課の担当者は「大雨が続く中、二次被害を防ぐためにも早急な調査をしている」と話す。
 

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