家畜盗難許さない! JA前橋市 警察、行政とパトロール

関係者が見守る中、出発する家畜盗難防止パトロール隊(10日、前橋市で)

 JA前橋市は10日、県警察本部と前橋東警察署、前橋市などと連携し、家畜盗難防止パトロール隊の出発式を開いた。家畜盗難被害を発生させないため、同日から警察などの関係機関と合同でパトロールを始める。

 同市では7、8月に養豚場5戸で約580頭(主に子豚)が盗まれる被害が発生。JAでは養豚農家の経済的損失、飼養管理区域への第三者侵入による家畜伝染病などのまん延だけでなく、生産者の精神的被害など地域住民の暮らしにも影響を与える重大な問題だと捉えている。

 市農政課は9月上旬、防犯カメラ設置や警備会社への防犯警備委託などの経費の2分の1を補助(1事業者最大10万円)すると発表した。

 出発式では、パトカーの先導でJA車両などがJA管内に出動。前橋東警察署は「パトロールの際に不審車両や不審者が逃走しても無理な追跡はしないこと。逃げた車のナンバーや車種、色、逃走者の服装、人相などの特徴をすぐ通報してほしい」と関係者に呼び掛けた。

 JAの大塚隆夫組合長は「盗難の再発防止に向けて関係機関と協力し、JA役職員が一丸となり、地域の養豚業を守るため盗難防止策に取り組んでいきたい」と力強く語った。

おすすめ記事

農政の新着記事

検索

e農サーチ e農サーチとは