ダリア 家庭用需要狙って 日持ち向上の3品種発表 農研機構

上から「エターニティトーチ」「エターニティルージュ」「エターニティロマンス」(農研機構提供)

 農研機構は8日、日持ちが良いダリアの新シリーズ「エターニティ」を立ち上げ、3品種を発表した。鑑賞期間が主要品種の「かまくら」よりも1・4~2・1倍長い。ダリアは豪華な花形や色の豊富さから近年、流通量が増えている。日持ちの短さから婚礼などの利用が中心だが、シリーズの投入で家庭や仏花での需要向けを目指す。

 3品種は水に生けて約7~12日、糖質と抗菌剤入りの溶液で約10~13日、きれいな花を維持する。同機構はカーネーションの日持ち技術を応用し、2014年から育種に取り組んだ。8日から種苗生産のための原種苗配布の予約を始めた。

 「エターニティトーチ」は、オリンピックの聖火をイメージした花色と形から名付けた。安定した日持ち性を示す。豪華な印象で、中央部分が露出する露心が発生しにくい。既存品種の「黒蝶」に似た形で、花弁が外側に反って広がる。

 「エターニティルージュ」は3品種の中で最も日持ちし、早生で生産性に優れる。きれいな赤色で、幅の広い花弁が重なったダリアの代表的な花形だ。「エターニティロマンス」はピンクの品種としては花径が大きく、ボリュームがある。早生で生産性が期待できる。

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