八代の畳 歩き心地は? 人気ゲーム「あつ森」でPR 熊本県八代市推進協議会

ゲーム上の「やつしろたたみ島」で敷き詰められた八代産畳(熊本県八代市提供)

 熊本県八代市やJAやつしろなどでつくる「八代産畳表認知向上・需要拡大推進協議会」は、人気ゲーム「あつまれどうぶつの森」(あつ森)を使って特産の八代産畳のPRを始めた。畳を敷いた雰囲気をゲーム上で再現した「やつしろたたみ島」を公開。島を訪ねたプレーヤーに畳をPRする。地元のイ草農家も「知ってもらう良いきっかけになる」と試みを歓迎する。

 「あつ森」はプレーヤーが無人島に住居や建物、畑などを作り、島の発展を楽しむゲーム。ニンテンドースイッチ専用ソフトで、世界的にヒットしている。ネットワーク機能を使えば、他のプレーヤーが作った島も訪問できる。

 「やつしろたたみ島」には八代産畳を敷き詰めた道路などを作成。市の観光名所、日奈久温泉なども再現した。島の様子は動画共有サイト「YouTube(ユーチューブ)」でも公開。再生回数は5000回を突破している。

 協議会事務局の市フードバレー推進課によると「あつ森」で地域特産品をPRする例は、日本では珍しいという。海外の有名ブランド企業が同ゲームを使ったPRを展開していることから、今回の手法を着想した。

 八代市のイ草農家、吉田昭則さん(57)は、畳がない家が増えていることを踏まえ「子どもたちに知ってもらうきっかけになる」と評価。「ゲームの中で島独自のイベントやアイテム配布があるとさらに良い企画になるはずだ」と要望する。

 「やつしろたたみ島」は今後も規模を大きくする方針。動画も英語、中国語版を用意して世界に発信する。島に設置している畳のロゴなどはダウンロードしてプレーヤーの島でも使える。「ユーチューブ」の市公式チャンネルで、島の訪問に必要なパスワードやダウンロードに必要なIDを紹介している。
 

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