次期作支援交付金で農相 要件変更に「遺憾」

 野上浩太郎農相は16日の閣議後記者会見で、新型コロナウイルスで影響を受けた園芸農家らの次期作を支援する「高収益作物次期作支援交付金」の要件変更について、「関係者に面倒をかけることは大変遺憾だ」と述べた。現場の理解が得られるよう、丁寧に説明する考えも示した。

 同交付金は野菜、花き、果樹、茶の農家の次期作を支援するため、資材購入などに10アール当たり5万円を基本に定額助成する。農水省は10月12日に要件変更を通知。当初は不要としていた品目ごとの減収額などの申告を追加で求め、減収額を超えない範囲で交付金を支払うこととした。

 野上農相は変更の経緯について、当初はコロナの影響で農家が営農を断念しないよう、申請しやすい簡素な仕組みにしたと説明。だが申請の中には「コロナの影響があったとは言い難いものも含まれていた」ため、運用を見直したと釈明した。

 交付金の支払いを見越して既に機械などに投資した農家もいるとみられることについて、野上農相は「現場の事情もよく聞いて相談に乗るなど、できる限りの対応をしたい」と強調した。

 農水省は16日、要件の見直しに関する通知や説明資料を同省のホームページで公開した。来週以降、農家向けの説明会を行うとしている。
 

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