広島で鳥インフル 今季6県目 ため池多い県目立つ

 農水省と広島県は7日、同県三原市の採卵鶏農場で鳥インフルエンザの疑似患畜を確認したと発表した。高病原性と確認されれば同県で初。今季6県目で、発生は17例目となる。同県はため池の数が全国で2番目に多く、1位の兵庫県や3位の香川県を含め、ため池の多い県での発生が目立っている。

 三原市での殺処分は疫学関連農場を含め13万4000羽が対象で、同日午後から始めた。

 6日午前、発生農場が死んだ鶏の増加を確認し県東部畜産事務所へ通報。午後に簡易検査で陽性を確認した。遺伝子検査で7日午前にH5亜型が確認され疑似患畜と判定した。

 半径3キロ圏内の移動制限区域には3戸が21万7000羽を飼育。半径3~10キロ圏内の搬出制限区域には10戸が68万9000羽を飼育する。

 同省は7日、鳥インフルエンザ防疫対策本部を開いた。野上浩太郎農相は「飼養衛生管理の徹底を図るため、各都道府県には確実に各農場の飼養管理者に自主点検をしてもらい、結果の報告を求めたい」と述べた。

 鳥インフルエンザは香川、福岡、兵庫、宮崎、奈良に続き、広島が6県目。3月末のため池数で福岡は8番目、奈良は12番目、宮崎は35番目。上位10府県には、岡山、山口、和歌山、島根、大阪、宮城が入り、全国で警戒が必要な状況だ。

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