大雪で被害ハウス倒壊 鳥取県琴浦町

出荷を前に倒壊したシュンギクのハウス(18日、鳥取県琴浦町で)

 JA鳥取中央管内の琴浦町では、14日未明から17日に降った大雪で、園芸ビニールハウスが倒壊する農業被害が相次いだ。2月に就農し、ミニトマトとシュンギクを栽培する内田瑞樹さん(35)は全長65メートルのハウス3棟が全半壊する被害を受けた。

 シュンギクではハウス2棟が全壊と半壊で旬を迎えた約450キロが出荷できなくなった。ミニトマトのハウス1棟も半壊し、被害額は計約570万円になる見込み。内田さんは「1日でここまで雪が積もった経験は初めて。ハウスを見た時はがくぜんとした」と話した。
 
 農水省は18日、日本海側を中心とする大雪による農業用ハウスの倒壊・損傷被害の報告が、午前7時時点で8道県の221件に上ったと明らかにした。野菜や果樹、花きの損傷・倒伏、堆肥舎の損壊、キノコ栽培施設の倒壊・破損も確認した。

 ハウスの被害は北海道や岩手、秋田、山形、新潟、石川、岐阜、鳥取の各県から報告があった。
 

大雪 あすまで警戒


 気象庁は18日、冬型の気圧配置による強い寒気の影響で、北海道から北陸の日本海側を中心に20日まで大雪となる恐れがあるとして、全般気象情報を発表した。引き続き路面凍結による交通障害や雪崩、落雪に注意を促す。19日未明から20日ごろまで、日本海側を中心に強い寒気が流れ込み、平地でも大雪になる所がある。

 19日午後6時までの24時間予想降雪量は、北陸80センチ、東北60センチ、北海道、関東甲信50センチ。その後20日午後6時までの24時間では、北陸70~90センチ、関東甲信60~80センチ、東北40~60センチ、北海道20~40センチの見込み。同庁によると、17日までの24時間予想降雪量と同程度になる可能性があり「既に大雪となっている地域は十分な警戒が必要」(天気相談所)だ。

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