「食べられるフィルム」開発 青果物包み鮮度保持 タイの企業が液剤商品化へ

青果物を包む「食べられるフィルム」(エデン・アグリテック提供)

 タイのバイオ技術開発企業、エデン・アグリテック(バンコク)は、青果物を包む「食べられるフィルム」を開発し、来年の商品化を目指している。フィルムの代わりに液剤を青果物に塗って鮮度を保つもので、洗い落とさなくても食べられるのが特徴だ。技術は、日本で開かれた起業家をたたえる賞でも優勝するなど、国際的な評価を受けている。

 同社は2016年から研究開発に取り組み、今年1~8月に国内で試験的に販売した。フィルム原液を青果物に塗ると表面に膜ができ、包装用フィルムの役割を果たす。青果物から発生するガスと水分を調整して鮮度を維持する。食用可能な材料を使っているため、洗浄せずにそのまま食べることもできるという。

 同技術は10月、日本が主催したアジアの若い起業家をたたえる「アジア・アントレプレナーシップ・アワード」で優勝した。廃棄物とコストの削減を同時に達成できる点が評価された。
 

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