稲わら還元+牛ふん堆肥10アール1トン カリ施用不要に 農研機構

農研機構中央農業研究センターと山形、新潟、三重、宮崎、鹿児島の5県が2015~19の5年間で実証した。

 指針では、植物が吸収できる交換態カリが土壌100グラム当たり20ミリグラム以上あれば、稲わらの還元でカリの施用量を標準の半量にできると指摘。牛ふん堆肥などで10アール10キロ以上のカリを施用すれば施肥を省略できる。

 土質は全国の水田面積の7割ほどを占める低地土の水田を想定。砂土や壌質砂土、砂壌土は、陽イオン交換容量(CEC)が土壌100グラム当たり12ミリグラム等量以上の場合を除き、指針の対象としない。

 カリ欠乏による生育不良の回避を最重要視して作成した。全国の低地土の半数近くに当たる85万ヘクタールほどで、指針による半量減肥ができるとみる。指針では「カリの減肥により肥料高騰時にはコスト削減効果が高くなる」と指摘する。
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