表面パリッ内側もちっ カチョカバロ人気 兵庫・淡路島牛乳

ヒョウタンのような形が特徴のカチョカバロ。「ステーキにして食べるチーズ」として売り込む(兵庫県南あわじ市で)

 乳業メーカーの淡路島牛乳(兵庫県南あわじ市)が製造・販売するイタリア発祥のチーズ「カチョカバロ」が人気を集めている。厚くスライスして両面を焼き上げて食べるのが特徴。「ステーキにして食べるチーズ」として売り込んでおり、新しい食べ方が消費者の支持を広げている。

 カチョカバロは、モッツァレラチーズを乾燥・熟成させて作るチーズ。熟成工程でひもで結んでつり下げるため、ヒョウタンのような独特な形に仕上がる。名前はイタリア語で「馬のチーズ」という意味。つるす工程が、馬のくらに荷物が掛けられている様子に似ていることが由来とされる。

 同社が商品化したのは昨年4月。原材料を全て淡路島産にこだわったのが特徴で、搾りたての生乳を主原料に、食塩の代わりに特産の藻塩を使って製造する。

 ステーキのように厚くスライスし、両面を焼き上げて食べるのがお薦め。表面はパリッと香ばしく、内側はもっちりと弾力があり、二つの食感を楽しめる。藻塩のまろやかな塩味がアクセントとなり、かめばかむほど濃厚でジューシーな生乳の風味を味わえる。

 商品名は「淡路島カチョカヴァロ」。希望小売価格は1個(130グラム)1188円。島内の直売所や道の駅の他、系列会社の淡路島牧場のホームページで販売している。

 職人が手作業で月500個ほど生産する。売れ行きは好調で、製造が追いつかないほどという。淡路島牛乳の柏木順二販売課長は「見て楽しい、食べて楽しい“映える”商品だ。インターネット交流サイト(SNS)での発信にも力を入れていきたい」と話す。
 

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