菊でグローバルGAP 花きの取得は日本初 渥美農高(愛知)が快挙

グローバルGAP認証を受けた農場で菊を収穫する渥美農高の生徒ら(同校提供)

 愛知県田原市の県立渥美農業高校は、菊でグローバルGAP(農業生産工程管理)認証を取得した。花きでの取得は日本初という。

 同校は昨年2月、ミニトマトでグローバルGAP認証を取得した。それと並行して、地元の渥美半島の特産である菊での取得を目指し、準備を進めてきた。

 花きの認証審査では、種苗の権利関係や出荷規格など花独自の項目が追加されている。一方で、青果と異なり食品衛生関係は少ない。国内の取得事例がないため、英語の文章を訳すところから始めたという。

 1~3年生の有志6人が、一つ一つリスクや安全性を考慮しながら、理解と改善を進めてきた。12月中旬に審査があり、1月下旬に認証取得が決まった。

 3月3日には、生徒らが田原市役所を訪問した。取得の経緯や頑張ったことなどを報告し「農薬のリスクなどを改めて考えることができた」「今回の取得を地域の発展につなげたい」などと話した。

 山下政良市長は「初めての取得ということは大変な苦労があったと思う。これが先駆けとなって、地域農業を刺激するだろうと期待している」と話した。

 同校ではミニトマト、菊の他にも、畜産で日本版GAP(JGAP)を取得している。
 

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