高温の泡で雑草を枯死 小泉製麻が新型機

高温の泡を吹き付けて雑草を枯死させる新型除草機(17日、神戸市で)

 繊維資材メーカーの小泉製麻は、高温の泡を吹き付けて雑草を枯死させる新型除草機を2022年にも扱い始める。でんぷんや菜種油など植物由来の専用液を溶かした水を加熱し、泡状にして出す仕組み。農薬を含まず、泡は20~30分で消える。環境への負荷を抑えた雑草管理ができる。

 商品名は「Foamstream(フォームストリーム)」。タンクの水を本体で専用液と混ぜて加熱し、泡をノズルから出す。泡は熱湯や蒸気に比べて高温が維持され、効率的に雑草にダメージを与える。熱は根にも伝わり、雑草は一定期間生えにくくなるという。

 17日、神戸市の西神中央公園で実演した。同社は「有機栽培の農地や観光農園など、除草剤を使いにくい現場を中心に売り込みたい」と話す。

 作業効率は1時間で約4アールで、720リットルの水が必要となる。 専用液は別売りを検討中で、0・3%に希釈して使う。

 本体の高さは107センチ、幅104センチ、奥行き98センチで、重さ280キロ。本体とノズル間には20メートルのホースがある。

 

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