消費喚起へ「#炊こう」動画で発信 産地超え連携 全農が緊急企画

全農の動画で、「ご炊こうチャレンジ」をPRするパパイヤ鈴木さん(全農提供)

 JA全農やホクレンなどは、米消費拡大に向けた緊急企画「ご炊(た)こうチャレンジ」を29日から始める。全農県本部やJA経済連ごとに、ご飯を炊く楽しさを伝える動画をインターネット上に配信。新型コロナウイルス禍が米消費の落ち込みに追い打ちを掛ける中、各産地が一丸となって家庭で消費する機運を盛り上げる。

 米消費拡大のPRは、各産地がテレビCMなどを通じ、ブランド米を売り込む内容が多かった。産地間競争が激しく、今回のように県を超えた連携は珍しい。

 緊急企画は、新潟や千葉など東日本を中心とした18道県の県本部や経済連、全農本所がそれぞれ動画を作成し、ユーチューブなどで配信する。羽釜やフライパン、土鍋など多様な炊き方や炊き込みご飯のレシピを紹介。炊く時のふつふつといった音や香り、湯気など五感を使った楽しみ方も提案している。

 動画には各産地にゆかりのあるタレントや料理研究家が出演。ホクレンはマツコ・デラックスさん、JA全農みやぎはサンドウィッチマン、全農本所はパパイヤ鈴木さんらが登場する。

 消費者にもインターネット交流サイト(SNS)でハッシュタグ「#炊こう」を付けて、ご飯を炊く様子を動画や写真で発信してもらう。行政や販売業者などにも参加を呼び掛け、業界が一体となった企画にしたい考えだ。

 各産地の動画は、全農のサイト「ノーライスノーライフプロジェクト」に設置する特設サイトで視聴できる。キャッチフレーズは「ご多幸(炊こう)あれ!」とした。全農は「ご飯を炊く楽しさや食べる喜びを改めて認識してもらうことで、米の消費拡大につながれば」(米穀生産集荷対策部)と期待する。
 

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