きょうはメーデー

 きょうはメーデー。労働者の祭典として祝日にしている国もある。連合のホームページによると、1886年の米国のシカゴが発端だったとか。1日12~14時間労働が当たり前だった当時に、8時間労働を求め労働者が戦った▼日本もかつては長時間労働が問題視されていたが、少なくとも表向きは働き方が改革されているようだ。経済協力開発機構の統計では年間労働時間は1644時間で加盟37カ国中22位。韓国の1967時間や米国の1779時間よりはるかに短い▼農業はどうか。牧歌的な毎日を想像し、農業に憧れる都会の若者もいる。しかし日本生産性本部によると、肉牛肥育の労働時間は年1821時間、酪農は2259時間。動物相手の畜産の労働時間は長いままである▼働き方改革につなげようと、同本部は酪農向けガイドブックを作った。製造業で普及する「カイゼン」の視点を取り入れた。整理・整頓・清掃・清潔・躾{{しつけ}}の5Sを軸にする。他業種の知恵は、時に新鮮で効果が期待される▼政界も働き方改革をしてほしい。深夜まで高級クラブで陳情を受ける長時間労働の仕事である。5Sの視点を入れてみよう。身辺の整理、清潔な政治資金、世間常識を知る躾など。効果がありそうだ。

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