酪農家板挟み 増産軌道で在庫過剰 「後戻りできぬ」消費拡大へ懸命 北海道鶴居村

1日3回の搾乳で生産を維持する伊藤デイリー(北海道鶴居村で)

 北海道の酪農家が、乳製品の在庫が増える中での生乳の増産に、戸惑いながら経営を続けている。生乳生産量が増え続ける一方、新型コロナウイルス禍により需要は減少。国の畜産クラスター事業で多大な投資をしている酪農家は「後戻りできない」と先行きを不安視する。巣ごもり需要の獲得など、産地も消費拡大に危機感を持って取り組んでいる。(尾原浩子、中川達己)

 農水省の牛乳乳製品統計によると、2020年度の生乳生産量は前年度比1%増の743万トン。……
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