ギフト向け果実堅調 EC利用や通販が活発

 大型連休に入り、ギフト向け商材となるマンゴーやサクランボの取引価格が堅調に推移している。今年も緊急事態宣言下で需要期を迎えたが、帰省できない分、電子商取引(EC)サイトなどを活用して贈り物をするニーズが例年以上に活発だ。9日の「母の日」まで好調な販売が続くとの見方が広がる。
 
 マンゴーの4月下旬の日農平均価格は平年比5割高の1キロ4901円。昨年は百貨店の休業で人の流れが止まったことで相場が下落。しかし、新型コロナウイルス下でEC利用が進んだことや、主産地・宮崎県のJA宮崎中央が昨年、スーパーに手頃な規格を売り込んだり、メディアでのプレゼント企画などのPRに力を入れたり、販売先を拡大してきたことが奏功している。

 「最高級ブランド・太陽のタマゴの発生率は例年1、2割だが、今年は3、4割と高い。注文は順調に入っている」(同JA)とする。

 サクランボの4月下旬の日農平均価格(各地区大手7市場のデータを集計)は平年比5%高の1キロ6478円だった。

 主産地・山形県のJAさがえ西村山では「京浜、大阪市場とも化粧箱商品が平年を上回る価格で取引されている」という。出荷量も前年比5~10%の増加を見込む。

 卸売会社は「昨年は母の日のギフト需要が平年比5割増となり、今年も維持している。通販を中心に高級商材の果実の売り上げは伸びている」と指摘している。

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