アシストスーツ特集 各社製品のポイントをまとめた早見表やオリジナルの製品紹介ページも公開中!

効率向上やけがの防止期待

 重い物の運搬や立ち仕事、中腰作業の連続などによる体への負荷を軽減できるのがアシストスーツです。メーカー各社は、従来品を軽量化したり、移動性を高めたりといった製品の開発を活発化。農家の利便性向上につなげています。
 本特集では、農業におけるアシストスーツの導入効果について、昨年11月に市場拡大に向けて設立されたアシストスーツ協会の飯田成晃代表理事に解説してもらいます。さらに導入の参考として、各メーカーの製品のポイントをまとめた早見表を紹介します。

■協会を立ち上げ普及へメーカーが一丸
 近年、アシストスーツの普及が少しずつ進み、認知度も徐々に上がってきていると考えています。
 国内にはアシストスーツメーカーが複数社あり、メーカー同士が集まる展示会などで「アシストスーツを世の中に広めていくためにはどうしていくべきか」を検討していました。
 新型コロナウイルス下では、展示会などで多くの方にアシストスーツを触れていただく機会が少なくなり、非常に苦しい思いをしました。ようやく、展示会の開催が増え、経済も再度活性化してきている今、メーカー各社が力を合わせて取り組むチャンスと考え、4社で2022年11月に協会を設立しました。

■農業での普及、使われ方 軽労化中心に導入進む
 農業分野は以前から高齢化や担い手不足などの課題が指摘されている中、業務改善が難しい分野です。腕や腰、脚用と各部位を補助するアシストスーツを各社が販売。農家にも認知されてきており、普及していくと考えています。導入目的も重量物の持ち運びや、長時間による無理な姿勢による体への負荷軽減など軽労化を中心に使われています。

■導入効果やメリット 負荷軽減しリスク回避
 アシストスーツを着用することで作業による特定の身体部位の負荷を軽減します。疲労を軽減することで作業効率の向上、けがや事故の防止などリスク回避も期待されています。

■協会の普及施策 20回以上の出張体験会
 アシストスーツ協会は企業・団体向けに、各種アシストスーツをお試しいただける機会の提供へ、出張体験会を実施しています。協会設立から1年未満ですが、すでに20回以上の出張体験会を全国で実施しました。農業団体からの問い合わせも多くいただいており、継続して実施していきます。ご要望があれば協会事務局まで問い合わせください。
アシストスーツ協会代表理事
(アルケリス株式会社取締役COO)
飯田成晃

 





つらい中腰作業に!マッスルスーツSoft-Power
株式会社イノフィス



 マッスルスーツ®ブランドの新製品として、サポーター型と外骨格型の良い部分を組み合わせた新たなアシストスーツ「マッスルスーツSoft-Power(ソフトパワー)」の販売を開始しました。マッスルスーツSoft-Powerは、中腰姿勢を保つ、重い物を持ち上げるといった作業時の腰の負担を低減します。イノフィス独自の人工筋肉の技術を活用して腰部の負担を35%軽減する、しっかりとしたアシスト力を持ちながら、430グラムと軽量で動作の制限をしないため、着用したまま車両運転も可能です。衣服のように一日中着用し続けることができるマッスルスーツSoft-Powerをお試しください。

■お問い合わせ先
株式会社イノフィス
商品名:マッスルスーツSoft-Power
電話番号: 0120-046-505
WEBサイト:https://musclesuit.co.jp/soft_power/


繁忙期の腰を守る!メディエイド アシストギア
日本シグマックス株式会社



 「メディエイド アシストギア」は、医療メーカー「日本シグマックス」が開発したサポーター型のアシストスーツです。約460グラムと軽く、装着・調整も簡単、洗濯機で洗えて衛生的で、通気性に優れ、動きを妨げない構造になっています。
 肥料や収穫した作物の持ち運び、前傾・中腰作業など、さまざまな作業シーンでの腰にかかる負担軽減におススメのアシストスーツです。着用したまま他の作業も可能で、ホウレンソウやリンゴ農家などあらゆる農作物の他、建築・製造・介護などの現場でも実績があります。

■お問い合わせ先
日本シグマックス株式会社
商品名:メディエイド アシストギア
電話番号:0800-111-3410(通話料無料)
受付時間:10時~17時(平日)※土日、祝日、年末年始を除く
WEBサイト:https://bit.ly/45cxWym



 

企画・制作/日本農業新聞 広報局

日本農業新聞からのお知らせ

プレスリリース


e農サーチ