【長野・信州】青木村で栽培するナツハゼの実を原料にしたジャム。ナツハゼはツツジ科の落葉低木樹で、ブルーベリーに似た黒く酸味のある実が特徴だ。村内では通称「コンパラ」で親しまれている。

　村の農家１２戸でつくる「青木村活性化施設みかえりの郷」が、遊休地を活用して１０年ほど前から約３００本を栽培し、製造する。洗浄した実にグラニュー糖を加え、実の形がわずかに残るまで煮詰める。

　１瓶（１２０グラム）６００円。道の駅あおき農産物直売所で販売している。問い合わせは青木村活性化施設みかえりの郷びん・かん部、（電）０２６８（４９）１７００。

▶特集「一村逸品大賞」表彰

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　農村の優れた加工品を紹介する日本農業新聞の企画。2006年に商標登録した。産地の振興を目的としている。年間を通じて掲載された加工品の中から特に優秀なものは一村逸品大賞として表彰している。