最近、ドリルを使って巻き上げを行う半自動開閉についてのご相談が増えてきました。そこで、佐藤産業が取り扱っている省力化製品（換気半自郎、緑のプチカンキ、デンドルカップ）についてご紹介いたします。

　最初にご紹介するのは、サイド用手動巻上機（緑のカンキ）に取り付ける接続具、換気半自郎です。巻上機本体に取り付けることで、ドライバドリル（ソケット22）を使っての半自動開閉が可能になります。主に減速比の大きい100メートル用の巻上機で使われており、素早く開閉ができて便利です。

　次にご紹介するのは、緑のプチカンキとそれに付属するデンドルカップです。緑のプチカンキはタニ用手動巻上機の中でもギア比が7.6：1と大きく、小型ながら小さい力で巻き上げが可能です。ハンドルに付属しているデンドルカップは、ハンドルを外すことでドリル用ソケットが、そのまま差し込める六角形状になっています。ギア比の大きい緑のプチカンキとドライバドリル（ソケット22）を併用することで開閉作業の省力化が期待できます。デンドルカップは単品での販売も行っておりますのでお気軽にお問い合わせください。

　最後に、換気半自郎やデンドルカップを使用する際には必ずドライバドリルをご使用ください。巻上機が破損する恐れがありますので衝撃が加わるインパクトドライバはご使用できません。また、ドリルを使用する際は安全確認を行ってから作業をしてください。