7月にみどり研究会設立 本紙セミナーで発表
入江准教授は「持続可能な農業を実現するための新しい技術」をテーマに講演し、土づくりの重要性や堆肥のペレットの有効活用などを力説した。山下氏は「消費者トレンドから見た第一次産業~起きている変化と今後の可能性」と題して講演し、消費者の健康志向や環境意識の高まりが市場の需要を生み出していると語った。
みどりGX研究会は、脱炭素化や環境負荷を低減した農業の先進事例・最新動向を学ぶセミナーや交流会、課題を抱える生産現場とそれを支援する企業などとのマッチングを行う。農家やJA、自治体などは無料で入会可能。研究・教育機関や企業、消費者らも連携し、持続可能な食と農の実現に向けた課題解決を目指す。5月に会員の募集を始める。