連載小説「森田繁子と腹八分」が１０月３１日付で完結し、１１月１日付から原田ひ香さんの「一橋桐子（７９）の相談日記」が始まります。挿絵は一色真由美さん。とある会社のクリーニング部チーフの一橋桐子が、高齢化が進む古い団地の再生に奮闘する物語です。おおらかで優しい一橋桐子が、時におっちょこちょい、時におせっかいぶりを発揮しながら、友人や会社の仲間の助けを借りて、団地住民と試行錯誤しながら難題を解決していきます。ＮＨＫで昨年放送されたドラマ「一橋桐子の犯罪日記」の続編となります。

　原田さんは１９７０年生まれ。２００７年「はじまらないティータイム」で第３１回すばる文学賞受賞。「三千円の使いかた」は今年テレビドラマで放映され人気となりました。一色さんは１９８７年生まれ。大阪を拠点に書籍や雑誌、広告等の幅広いジャンルでイラストレーターとして活躍されています。