LINEで農家へ発信 栽培・病害虫情報を迅速に 愛知・JA尾張中央
チャット機能で相談も
現在、管内農家へのフォローは営農渉外担当者による巡回訪問や営農生活センター窓口の相談業務、ホームページへの病害虫情報の掲載などを行っている。これらを総合的にサポートする形でLINEアプリを連絡ツールとして取り入れる。情報共有の迅速化とカメラ機能やチャット機能を生かした相談業務により、タイムリーなやりとりができるようになる。
「栽培情報発信」は、月2回の定期配信として営農技術指導員が監修した営農通信を配信する他、不定期に病害虫情報や産直出荷者向けの研修会スケジュールなどを配信している。チャット機能では双方向でのやりとりが可能なため、農家は圃場(ほじょう)から病害にあった葉の写真を送って個別相談を受けられる。
担当者は「農産物栽培は刻一刻と状況が変わるため、タイムリーな情報共有のためにも多くの人に登録をお願いしている」と話す。
今後は各研修会などを通して周知徹底し、年度内に友だち登録者数400人を目指す。