食農教育推進を 全国女性協とJA全青協 自民PTで事例報告
全国女性協の久保町子会長は、各地で小学校と連携した収穫体験や学校給食に地場農産物を提供していることなどを紹介。全青協の洒井雅博会長は、小学校への出前授業や食農教育の資材を提供している事例などを説明した。
教育資材の制作費や農業体験時の管理費などが負担となることや、学校間で食農教育の受け入れに差があることなどを共通の課題に挙げた。
出席した議員からは、優良事例の共有による食農教育の拡大や、自治体による推進体制の必要性などを指摘する声が上がった。
宮下一郎総合農林政策調査会長は「各地に良い取り組みがあるが、点から面へのところではいまひとつ」と指摘し、食農教育の普及に一層力を入れていく考えを示した。