国産ミカン、生搾り人気 自販機登場 濃厚な甘味を手軽に
手がけるのは、さいたま市のME Group Japan。同社は従来、輸入オレンジの生搾りジュースの自販機を取り扱ってきたが、国産農産物の消費拡大とサービス向上を目指して、昨年末から期間限定で始めた。
販売する国産ミカンの生搾りジュースは1種類で、1杯(200グラム)600~700円。注文後、国産ミカン4、5個を約40秒絞って、ジュースにする。
原料のミカンは、静岡や愛知、和歌山県から計2トンを仕入れ、関東、関西の都市圏に設置する自販機40台で、国産ミカンの生搾りジュースを販売している。1週間で1台当たり300杯以上が売れるという。
ミカンのシーズンに合わせたサービスは、利用者から「季節感を感じられる」と好評だ。
同社は「今後も国産のかんきつ類を使って、利用者がわくわくする生搾りジュースを提供していきたい」(マーケティング部)とする。