ドローンたん水直播 国内最大70リットル機で 青森の法人(動画あり)
同法人は水稲75ヘクタールを栽培し、移植や乾田直播で作業をこなしてきた。地域の担い手として栽培面積が年々増える中で、さらなる効率化が必要と判断。24年にドローンを購入し、たん水直播を始めた。
ドローンは、シーアイロボティクス(大分市)が開発した「ciDroneAG R-70」。同社の販売代理店によると、この機体を購入したのは国内ではライスファクトリーが初めて。酸化鉄でコーティングした「まっしぐら」の種もみをまいた。
同法人代表の白戸陽平さん(40)は「操作も簡単で、十分な播種ができた。面積を広げていきたい」と話す。作業時期を移植は4月上旬、乾田直播は4月末~5月上旬、たん水直播は5月中下旬と分散でき、より多くの農地を受けられるようになることも利点に挙げる。