自動走行草刈り機をアプリで簡単操作 オーレック 九州大、NECと共同開発(動画あり)
地図データで作業範囲指示
九州大学、日本電気(NEC)と共同で開発する。操作はパソコンなどのアプリで地図上に草を刈るエリアを指示するだけ。準天頂衛星みちびきの電波で現在位置を測定し、センサーで障害物との距離を測りながら走行する。
農地の工事は不要で、1台でさまざまな農地に利用できる。これまでの自動草刈り機では、作業範囲を認識させるために農地周辺にワイヤを埋設していた。
クローラー型で、斜面や凸凹の大きな農地にも対応可能。40度の急傾斜で走行できるとし、果樹園やのり面などで活躍する。燃料は混合油を使う。
今後はGNSSの電波が届きにくい果樹棚の下での試験などを進める。開発に携わる九州大学の倉爪亮教授は「省力化や効率化で、高齢者などが農業を続ける助けにしたい」と話す。
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https://www.youtube.com/watch?v=gonYa-YQVeo