23年産米では、主産地の猛暑や少雨の影響で米の粒が白く濁る白未熟粒が発生し、等級低下にも見舞われた。一方、食味への影響は限定的で、早炊きや水を少なくすることで従来の食感に近づくとされる。
試食会では「水少なめ」や「早炊き」など四つの条件下で炊いた米を石川さんらが食べ比べた。炊き方のこつは、米料理研究家のしらいのりこさんが説明した。
試合前には米を欠かさず食べていたという石川さん。「お米は人生で欠かせないソウルフード」とPRし、「農家の皆さんが愛情を込めて作ってくれたご飯をたくさん食べて、心身ともに健康でいたい」と語った。