<最新>山形サクランボ 150年のその先へ 県内で記念イベント
式典には、県議会や市町村、JAグループ、観光・商工団体などから200人超が出席。吉村美栄子県知事が「担い手不足や気候変動など生産現場は厳しいが、多様な産業と連携して山形のおいしいフルーツを未来につなげる」と宣言。JA山形中央会の折原敬一会長も「先人の努力、苦労を受け継ぎ、皆さんを笑顔にできるおいしいサクランボを生産し続ける」と述べた。
イベントは7日まで。「流しサクランボ」や果実加工品の販売ブースなどが人気を集めた。2日間で2000人が来場する見込み。
県内では、1875(明治8)年に明治政府から配布されたオウトウなどの苗木を県庁の敷地に植えたのが、栽培の始まりとされている。
(齋藤花)