クビアカツヤカミキリは、桃や梅、桜といったバラ科の樹木を加害する。幼虫は樹皮下で食害して成長、越冬する。隣接する北関東3県など15都府県で被害が確認されている。
この日、県農業総合センターなどの職員ら8人が桜100本を調査。幼虫や成虫の有無、幼虫のふんや食べかすの混じった木くずの有無などを調べた。
併せて、村内の産直施設で警戒を呼びかけるちらしを配布した。
桃などの主産地を抱える同県は4月、侵入を未然に防ぐため、被害が未確認の段階で異例の防除計画を策定。早期発見と徹底防除を柱に生産者や県民に注意を呼びかけている。
