ビビッドガーデンが運営する産直EC「食べチョク」は、1月12日から被災地の商品を集めた特集ページを公開。石川県能登町の生産者が栽培から加工まで手がけるサツマイモ「べにはるか」の冷凍スティックなどを販売する。同社は「被災地の食品を食べて応援したい」などの声が利用者から届いていると明かす。
ふるさと納税サイトを運営する「さとふる」は、同30日に被災地応援を掲げた特集ページを開設。石川県七尾市産「コシヒカリ」や、富山湾で水揚げした魚介類などの返礼品を集めた。同社によると被災地の生産者や事業者から「地震の影響で来店客数や販売数量が減っている」などの声があり、返礼品を伴う寄付を通じた支援を呼びかける。
被災地への応援販売は現状小規模にとどまるが、企画の検討を始めた大手スーパーもある。被災地の復興と物流網の回復が進むにつれ、広がっていく見通しだ。