JA全国女性協総会 24年度活動計画を決定 次期計画に向け方策検討<最新ニュース>
久保町子会長は、JA女性組織について、「JAとともに協同の力を発揮できる組織だ。女性の地位向上を目指しJA運営にも参加し、意見をつなげてほしい」と語った。
24年度は「つながろう」「まもろう」「かかわろう」を柱にしたJA女性組織3カ年計画の最終年度。メンバーの減少、高齢化の中、昨年度のJA女性組織活性化検討委員会の報告書を踏まえ、25年度からの3カ年計画を検討する。JA女性組織リーダーの育成に向けた研修会や仲間づくり運動を強化する。
特別決議では、3カ年計画の達成に向け、食料安全保障など、「『食』と『農』のこれから」について、さらに理解を深めていくことを確認した。
JA全中の山野徹会長は「JAと女性組織の意見交換などを通じ、積極的にJA運営に参画してほしい」と期待を述べた。
総会では優良実績表彰もあった。受賞組織は次の通り。
◇JA女性組織仲間づくり運動▽増加数の部=栃木・JA佐野女性会▽増加率の部=滋賀・JAこうか女性部
◇JA女性組織フレッシュミズ仲間づくり運動▽新規設立の部=千葉・JA長生フレッシュミズ「ハコカラキッチン」▽増加数の部=和歌山・JAみくまの女性会フレッシュミズ部会、JAおおいた豊後大野女性部フレッシュミズ部会▽増加率の部=JA晴れの国岡山真庭女性部
◇全JA女性組織メンバーの組合員加入運動▽栃木・JA佐野女性会、静岡・JAふじ伊豆女性部、鹿児島・JA肝付吾平町女性部
◇JA女性組織仲間づくり旅行企画▽社会貢献=青森・JAつがる弘前、JA大阪女性協議会▽交流=山形・JA庄内みどり女性部、栃木・JAはが野女性会▽学習=静岡・JAおおいがわ女性部藤枝ブロック、JAしが女性協議会▽いきがいづくり=滋賀・JAこうか女性部、JA京都女性部