「不断の自己改革」へ記事活用 日本農業新聞全国大会
日本農業新聞の港義弘会長は「『国消国産』運動に連動して、持続可能な国内農業の振興、国産農畜産物の消費拡大への国民理解の醸成に力を入れていく」と強調。正確な情報発信や情報の充実を進め、農業者の疑問を起点とした現場目線の報道を強化する考えを示した。
JA全中の中家徹会長は「食料安全保障の強化の土台となるのは、何といっても国民理解の醸成だ」と指摘。食や農業の価値やJA、協同組合の役割、「国消国産」の実践などについての国民・消費者への情報発信強化に期待を示した。
野村哲郎農相は祝辞で「全国のJAや農業者に意欲と視点を与え、それが生かされることで、自己改革の前進、進化につながっていく」と期待を寄せた。農水省の藤木眞也政務官が代読した。