斎藤さんは、経済格差の深刻化や環境危機など、新型コロナウイルス禍で世界は「慢性的な緊急事態」を迎えたと説明。もうけを重視し、富を偏在化させる資本主義の在り方を見直す必要があると強調した。
それに関し、あらゆる社会的な問題に「共事者」として関わる必要性を指摘。農業や農村を人と交流する場として開放していくことを提起し、「立場を超えて共事者という視点から新しい大きなうねりをつくってほしい」と訴えた。
日本農業新聞全国大会
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