干し芋は、生産量の9割を茨城県産が占める。同店も同県境町に本店があり、サツマイモイベントに出店すると行列ができる人気店の2号店。県産の「べにはるか」や「シルクスイート」など、季節によって5~10品種を干し芋に加工する。
干し芋は薄切りと棒状タイプ、丸々1本使った丸干しの3種類を用意。丸干しは分厚くて食べ応えがあり、人気だ。店のお薦めは、昔ながらの天日干しの丸干し。最近は機械干しが多いが、3週間かけて干し、甘さがより凝縮するという。
「甘味が強く、もっちりした食感が特徴。いろいろと食べ比べて、好みを見つけてほしい」と杉山彰啓代表。店を訪れた都内の女性(28)は「栄養があり、ヘルシーで腹持ちが良い。ねっとりした甘味が好き」と話した。
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