[大阪・関西万博]きょうから「食と暮らしの未来」テーマに35イベント
農水省は7~15日、「つなぐ」をキーワードに日本の食文化や農業を、試食や体験を通じて紹介する。8日からは、万博会場から北海道大学の農場にあるロボットトラクターを遠隔で操縦できる体験がある。ミニトマトの全自動収穫ロボットやイチゴのパック詰めロボットも実演する。環境に配慮して生産された農産物を表示した「みえるらべる」の野菜や日本酒、ジビエ(野生鳥獣の肉)などの試食も予定する。
農機製造大手のクボタは8日、気候変動や担い手不足に対し、スマート技術による解決策を見出すトークセッションを予定する。
持続可能な農業の実現に向け、海外パビリオンもパネルディスカッションなどを予定する。欧州連合(EU)は12日、クリストフ・ハンセン農業・食品担当委員が、農業と食品分野での持続可能性と革新について、農水省などとパネルディスカッションをする。
(木村泰之)