審査評
▼課題写真の部「私のふるさと」
1位「放牧の高原」 大塚美代子(静岡県富士宮市)
講評=富士山を望む高原でのんびりと過ごす乳牛。澄み渡った青空が気持ち良く、穏やかな光景に心が癒やされます。牛の陰影が濃く、細部が見え過ぎていないのもポイントです。

2位「馬そりふれあい」 植木元(新潟県柏崎市)
講評=農耕馬とのふれあいイベントでのひとコマ。大きな馬に興味津々の様子。縦写真でまとめているのも良いですね。

3位「水は清き…」 瀬川正範(岩手県花巻市)
講評=真冬に冷水を浴びる勇ましい男たちを活写しました。
▼ニュース写真の部

1位「ハウスの倒壊予防」 浅黄健一(山形県河北町)
講評=強い冬型の気圧配置で「大雪」の警報が各地で出ました。ハウスの倒壊を防ぐため、雪降ろしに追われる様子を写しました。積もった雪の多さや、ハウスに載った雪の厚みがよく分かります。

2位「茶防霜服」 鈴木弘信(鹿児島市)
講評=西日本にも広く寒波が到来した2月、茶産地の鹿児島県では散水して茶葉を氷で覆う霜対策が見られました。
努力賞
▼ニュース写真の部
「春の砂嵐」 田辺肇(長野県松本市)
▼課題写真の部
「祭り楽しい」 千葉耕士(岩手県一関市)
応募のしおり
◇期間
2025年4月~26年3月
◇部門
〈課題写真の部〉
テーマ「私のふるさと」
四季折々の農作業や自然豊かな地域の暮らしなど、あなたのとっておきの一枚を作品にしてください。
〈ニュース写真の部〉
時の話題や農村での出来事、災害、自然現象など、ニュース写真を募ります。
◇応募方法
2L判からA4判までのプリントに限ります。(緊急ニュースはデジタルデータも可)。撮影から2カ月以内の写真。
作品には必ず①郵便番号②住所③電話番号④氏名(振り仮名)⑤年齢⑥職業⑦画題⑧撮影年月日⑨撮影場所と内容(行事の名称などや、簡潔な説明文)⑩使用カメラ⑪応募部門――を明記してください。応募者の個人情報は、賞品の発送と、紙面での発表のために利用します。
◇送り先
〒110―8722(所番地不要)
日本農業新聞「読者の写真コンテスト」係