米、家庭向け好調 6月 販売金額は4割増
販売時点情報管理(POS)データを分析している企業「True Data(トゥルーデータ)」が、全国店舗の購買データを調べた。
6月の販売カテゴリー別の前年比金額伸び率ランキングを見ると、米は、スーパーでトマトジュースに次ぐ2位。ドラッグストアでは、化粧品や洗剤類などを抑えて1位と異例の展開になった。
米は端境で需給のタイト感が強まり、特売の抑制や値上げが進んでいる。それでも販売点数は好調で、同月はスーパが前年比17%増、ドラッグストアが同20%増と大きく伸長した。パンや麺などと比べた値頃感で需要が拡大した他、「供給不足の報道が相次いで特需が生まれた」との指摘もある。