入札を開催する日本特産農産物協会によると、普通大豆の上場数量は3556トンで前年同時期より1200トン多い。潤沢感が広がり、前年同時期と比べた価格は同4・8%(424円)安。応札者数は前年より9減って30となった。
銘柄別では、上場数量が多い北海道「とよまさり」(大粒)が前年産平均比7・1%安、北海道「ユキシズカ」(小粒)が同9%安、青森「おおすず」(大粒)が同7・4%安となり、8000円台が中心だった。
国産の引き合いは底堅いが、前年産の国産や輸入品の在庫消化が進むまで、「国産の調達に慎重な動きが続く」(業界関係者)という。
特定加工用大豆は、832トンが上場し、208トン(25%)が落札。平均落札価格は前年産平均比2・3%安の7853円だった。
第3回入札は19日に行われ、結果が28日に公表される。

