青果初市、宝船お目見え 「佐藤錦」1箱130万円 大田市場
東京青果の川田一光会長は買参人に向けて「市場をますます発展させ、重要な社会インフラ機能を果たしていきたい」と述べた。
恒例の山形県産サクランボの初せりもあり「佐藤錦」1箱(きり箱・特秀・2L級・500グラム)が過去最高値の130万円でせり落とされた。今年本格デビューの新品種「やまがた紅王」は、1箱(特秀・3L級・6粒)1万円の値が付いた。JA全農山形の鈴木雅昭園芸部長は「資材高騰の中で励みになる価格だ」と喜んだ。
消費者に一番近い流通・食品製造業界は今、どこに向かおうとしているのか。日本の農業に何を求めているのか。農畜産物流通に詳しい戸井和久JA全農チーフオフィサーが、各界のキーパーソンに聞... 続きを読む