「解散は悲しいが、これからも応援したい」と話すのは、国産バナナ農園ラフファーム(栃木県真岡市)の共同代表、長谷川優斗さん(36)だ。昨年春にテレビ番組のロケで「嵐」の相葉雅紀さんを、自身が管理する農園に案内し、バナナの収穫の仕方を指導した。
テレビでよく見かけていた著名人だが、「相葉さんはイメージのまま。一切飾ることない優しい人だった」と振り返る。放送終了後、農園には多数の問い合わせが届いただけに、今後も嵐に対する期待は大きい。「これからも番組などを通じて、さまざまな農産物を発信し続けてほしい」と語る。
「嵐の曲が流れるとあの日を思い出す」。こう話すのは、金足農業高校(秋田市)生物資源科1年の副担任、高橋佑輔さん(24)。2018年の全国高校野球選手権大会(夏の甲子園)に出場して、同校の準優勝に貢献し、“金農旋風”の立役者の一人となった。

思い出すのは、7年前の夏の甲子園。試合開始直前に嵐の曲『夏疾風』が球場内に流れていたことだ。「あの曲が流れると自然と気持ちのスイッチが入った」と話し、決勝までの全6試合、気持ちを切らさず闘志を保てたという。
「嵐の夏疾風は特別な曲。これからもこの曲を大切に聴き続けたい」と話す。
(前田大介)