同機構は、ごく弱い甘い香りを持つ「ニューリネーションホワイト」など13品種を分析した。その結果、「ニューリネーションホワイト」からは、イリドイド類とアクチニジンを含む36の化合物を検出。それ以外の12品種も全てから、イリドイド類を検出した。
猫はマタタビの葉をなめたりかんだり、体をすりつけたりするが、トルコギキョウにも同じような反応をすることが知られていた。同機構は「愛猫家がトルコギキョウに注目すれば、新たな客層の開拓につながる可能性がある」とみる。
研究成果は、科学雑誌「The Horticulture Jоurnal」(3月12日)で発表した。トルコギキョウは猫には無害とされている。
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