農林中金は2022年、農業者向けに人材紹介や求人のサービスを提供する企業と業務提携契約を締結。農家や農業法人は、加入したJAや信連などの紹介を受けてサービスを利用した場合、正規料金より5~10%安く利用できる。
提携するバイトアプリは、「農How」と「daywork(デイワーク)」。31県域、127のJAや信連などが加入している。
この仕組みが始まった22年6月から24年3月までの農業アルバイトの採用数は、「農How」(割引率10%)が1483人。「daywork」が9104人。「daywork」は無料でサービスを提供している。
バイトアプリ以外では、求人広告サービスで「農業ジョブ」「あぐりナビ」で34県域、131のJAや信連などが加入している。「農業ジョブ」は、人材紹介サービスも手がけ、34県域、130のJAなどが加入している。
農林中金は「提携企業との連携をさらに深め、利用を活発にしていきたい」(営業企画部)とする。