日本農福連携協会は８月２２日、農福連携に興味がある農業者を対象に、先進的な取り組み事例について学べるセミナーをオンラインで開く。定員は５００人で、参加無料。募集期間は８月９日まで。

　農福連携は、農業と福祉が協力し、障害者の社会参画や農業分野の担い手確保などを実現する取り組み。２０２３年度の実施主体数は７１７９件で、政府は３０年度末までに１万２０００件以上とする目標を掲げている。

　セミナーでは、６月に政府が決定した改訂版の「農福連携等推進ビジョン」を説明。農福連携の優れた取り組みを農水省が表彰する「ノウフク・アワード」の受賞者らが登壇し、先進的な取り組みの内容を共有する。

　セミナーの詳細や申し込みフォームは、同協会のホームページに掲載している。今後、福祉事業者と企業向けのセミナーを、それぞれ９月２６日と１０月１６日に開催する予定だ。