<最新>議員へ窮状訴え 都内で集会 令和の百姓一揆実行委
集会には野菜や果樹、畜産、酪農などの生産者やJA関係者らの他、国会議員約15人も参加。同実行委代表で山形の米農家・菅野芳秀さんは「高齢化も進み、このままでは日本から農家がいなくなる。それでいいのかと国民に問わなければならない」と力を込めた。
JAのとの藤田繁信組合長はオンラインで参加し、「田には山積みとなった流木が手つかずのまま」と能登の現状を説明。「23年度の水田の作付けは2800ヘクタールだったが、能登半島地震後の24年は1800ヘクタールに減った。今年も同程度しか作付けできない見込みだ」と報告した。
同実行委によると3月30日に予定しているトラクター行進には、30台ほどが参加する見込み。トラクターの移動費用などを募るクラウドファンディングには18日午後5時半時点で、1165人の賛同者から1030万円余りが集まっている。