<最新>輸出拡大へ異業種連携を 村上信五さんら議論
輸出拡大に向け、農家や食品事業者と異業種のマッチングを目指す官民共創プロジェクト「おいしい日本、届け隊」の一環。オンラインで800人以上が参加した。
村上さんは、新しい事業に乗り出す際に、多様なスキルを持った人材が関わる大切さを強調。「『私はこういうことが得意』という方々とアイデアを出し合えば課題の解決の糸口が広がるんじゃないか」と話した。
鹿児島県でキャベツなどの栽培・輸出を手がける大吉農園の大吉枝美さんは、輸出に挑戦する際、「自分のキャベツが通用するか不安だった」と明かし、異業種の人材の協力が後押しとなり、軌道に乗った経験を話した。
岩手県でウニの加工・販売などを手がける北三陸ファクトリーの菊野陽子さんは、新事業の立ち上げで、戦略立案が得意な外部人材が力になった経験を紹介。「(本業では)関われない領域に貢献できたと、すごく喜んでもらった」と振り返った。