キントーン活用法 JA事例から学ぶ 本紙セミナー
JA横浜は2021年の導入以来、800を超えるアプリを作成した。事業企画室・IT企画室の角田茂樹ゼネラルマネジャーは、渉外担当者の訪問予定や報告を管理するアプリを紹介。紙からの移行で効率化するだけでなく、年間30万件に及ぶ情報の共有・分析で、業務の品質向上にも役立てようとしていると話した。
ホクレンの大澤乃輔デジタル推進課長は、短時間で技術を習得できるため、各部署がアプリを作り、活用していると報告。採用管理アプリは3時間程度でできたとし、JAや子会社など外部との情報共有がしやすいことも利点だと説明した。
セミナーは、日本農業新聞が主催するJA─DX推進研究会の活動の一環。キントーンの導入を検討するJAが増えていることから、同サービスを提供するサイボウズと共催した。東京・日本橋の同社本社を会場に、オンラインも含め約100人が参加した。